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クラング (シュトックハウゼン) : ウィキペディア日本語版 | クラング (シュトックハウゼン)
クラング、正確には音―1日の24時間(独:Klang—Die 24 Stunden des Tages)は、最晩年のカールハインツ・シュトックハウゼンが作曲した連作音楽。2004年から2007年にかけて作曲された。 ==概説== 1977年から27年かけて作曲した大作オペラ「光」の完成後に作曲を開始した。一日の24時間の音楽化を図った作品だが、21時間目まで書いたところでシュトックハウゼンは2007年12月5日に死去したため、連作としては未完の絶筆となってしまった。作曲者はこのほかにも「60分の音楽」や「60秒の音楽」の作曲も予定していたがそれも叶わなかった。 全体の具体的な構成などはあえて設定せずに作曲が開始されたが、1時間目「昇天」で使用された2オクターヴの半音階からなる24音のセリー(このセリーは冒頭の6音の逆行形や移高形で構成されており、同時に全音程セリーとなるように設計されている)やリズム・ファミリーが、続く作品にも流用されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クラング (シュトックハウゼン)」の詳細全文を読む
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